読んでみた 106
読んでみた106ってなんだか半端な数字だけど、旧ブログから引き続き綴っていこうと思います。
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っで、今回はこんなのを読んでみました。
少し前、本屋さんで目立つところに平積みされていて、何となく気になったので買っておいたやつ。
引っ越しのために部屋を片付けていた千波は、読んだ覚えのない一冊の本を見つける。ページをめくると、未開封の手紙が挟まっていた。差出人はYUKI。そこには、「わたしも人を殺したことがある」と書かれていた。YUKIって誰?私は人を殺したの?千波の過去の記憶を巡る旅が始まった。切なくも温かな真実が明らかになる感動のミステリー。
あらすじはこんな感じ。
「いちばん初めにあった海」と「化石の樹」という二編からなる少し長めの連作短編。
ミステリーとはいってもトリックを暴くとか犯人を捜すというような物語ではなく、二人の女性が、自分の人生を取り戻す...切ない系のミステリー。
初読みの作家さんであまり期待していなかったんですが一気に読了。別の作品も読んでみたいなと思いました。
と言うことで、なかなかおススメです。