やっぱり... 戸蔦別岳
7年前に北戸蔦別岳で敗退してから足が向かなくなっていた北日高。2016年の台風による林道崩落以降は尚更足が向かなかったけど、お盆あたりから急に行ってみようかという気に。
前々回取りやめた伏美岳か十勝幌尻岳にでもと思ったりしてたんだけど、どうせなら幌尻岳を目指そうかということになり8月23日・日曜日、ソロっと行ってきました。
日高の道の駅で仮眠し登山口に着いたのは3時半。
パパっと準備を整え3時45分、まだ真っ暗の中、ヘッ電を点けてスタート。
明るくなってきたところで登山口のある取水施設に到着。
駐車スペースから林道をおおよそ3.2km、時間にして45分。
暫くの間は何度も渡渉を繰り返しながらダラダラと緩やかに登っていきます。
慎重に行けば靴を濡らすことはないですが、自分は足を滑らせ二度ほどドボン。でも、この日のためにしっかり防水したので何とかセーフ。
渡渉が終わったらヌカビラ岳(1807m)まで一気に登ります。標高差はおおよそ1000m。
ちなみに、標高1400m位の地点にトッタの泉。
そのまま飲んでも大丈夫ということになってるけど自分はこれで500mlほど追加。
梯子を二つ超えると視界が広がりヌカビラ岳はすぐそこ。
8時ちょうど、バテバテになりながらも何とかヌカビラ岳。この時点で幌尻は諦め15分ほど休憩。
ココまではトレランの3人組に抜かれたのとテン泊下山の3人とスライド。以降は下山まで10人位とスライドしたかな。
正面のポコが北戸蔦別岳。
8時44分、北戸蔦別岳。この時点で既にかなり満足してしまい、進むか下りるか20分ほど思案。
バテバテだけどせっかくなので進むことに。
妙敷山~伏美岳~ピパイロ。伏美岳~ピパイロ~1967峰はかなりのハイマツ漕ぎを強いられるみたい。
左の尖がりが戸蔦別岳。細かいアップダウンがけっこうキツい。
10時7分、戸蔦別岳に到着。
7ッ沼カールと幌尻岳。ちなみに沼にはクマが居たみたい。
こんな天気にココで終わるのは勿体ない。けど、行ったら明るいうちに下りれないし...悩んだ末ココで敗退することに。そうと決まれば少しのんびりしましょうと言うことで気付けば1時間近く居たみたい。
そろそろ戻ります。
12時19分、2度目の北戸蔦別岳。7,8人のグループがお昼を食べてました。
伏美へと続く稜線。良いですね~。
戸蔦別岳と幌尻岳。
こんな景色を見ながらマッタリ40分。気付けば13時を過ぎている。下りよう。
こんな景色の中、日本百名山と北海道百名山をやっているという長野から来た方と途中まで一緒に。
その後は休憩しながら...17時9分、無地下山。
やっぱりというか予定通りというか幌尻岳には届かず残念だったけど、なかなか満足度の高い山行になりました。