読んでみた 111
何だかんだと6月もあと少しと言うか、今年も残すところ半年余り。
相変わらず本屋さんに寄るもんだから積読本が減らない。今日も2冊ほど購入してしまった...(-_-;)
今年こそは全て読み終えたいけど、この調子だとたぶん無理。
とは言え、少しはペースアップしなきゃてことで、今回はコレを読んでみました。
昨年読んだ「代償」がドストライクで、すぐに読むつもりで買っておいたんだけど、読みたいのが次々文庫になっちゃうもんだから今日になってしまった...
ちなみに「代償」はコチラ→読んでみた 86 - present location
4人の関係者、3つの遺体、2人の刑事、1人の女。クライムサスペンス!
他人の家庭に入り込んでは攪乱し、強請った上で消えてゆく正体不明の女〈サトウミサキ〉。別の焼死事件を追っていた刑事の元に15年前の名刺が届いたことから、過去を探り始めた刑事たちは、ミサキに迫ってゆくが。
こんな感じのあらすじ。
物語は全八章からなる連作スタイルで、前半の四章では「サトウミサキ」と関わった老若男女(お見合いパーティーで知り合った中学教師、フリーター、資産家の独居老人、死んだ夫の保険金を請求する妻)たちが事件に巻き込まれていくところが描かれ、後半は二人の刑事が軸となって物語が進んでいきます。
次第に各章が繋がり「サトウミサキ」を中心とした事件の全容が次第に明らかに...
「代償」ほどではなかったけど一気読みでした。
っと言うことで、今年はあと何冊読めるだろうか...
読んでみた 110
直木賞の候補すべてが女性作家の作品というのがちょっとした話題に。
まだ候補作は一冊も読んでいないけれどそのうち読んでみましょうってことで...
今回はコレを読んでみました。
昨年の直木賞受賞作。
荻原 浩の作品を読むのは実に3年ぶり。
ちなみに3年前に読んだのはコチラ→読んでみた ⑪ - present location
伝えられなかった言葉。忘れられない後悔。もしも「あの時」に戻ることができた
ら…。母と娘、夫と妻、父と息子。近くて遠く、永遠のようで儚い家族の日々を描く
物語六編。誰の人生にも必ず訪れる、喪失の痛みとその先に灯る小さな光が胸に染みる
家族小説集...っと言うようなあらすじ。
「海の見える理髪店」、「いつか来た道」、「遠くから来た手紙」、
「空は今日もスカイ」、「時のない時計」、「成人式」の6編が収録されてます。
どのお話も切ないけれど、でも最後は温かい気持ちになる...
自分的にはやはり表題作の「海の見える理髪店」が一番好きかな。
情景描写が細やかで綺麗なのはさすがです。
あと、6話目の「成人式」、これもまた好きな物語でした。
っと言うことで、今月はあと何冊読めるだろうか...
深緑の回廊 2019
雨も降ったしそろそろ良いかなと思い...
深緑のこの時期になると歩きたくなる場所...
相変わらず良い雰囲気です (^^♪
6月13日 楓沢にて
読んでみた 109
少し前に購入していたけどなかなか開くことが出来ずにいた本。
今日までズルズルと経過してしまい気付けば文庫化されていた。
コレはさっさと読まなきゃね~ってことで、今回はコレを読んでみました。
恋愛ものって殆ど読まないけど、2か月くらい前に読んだ「ある男」が面白く、コレもきっと面白いんだろうなーってことで...
ちなみに「ある男」の感想はコチラ → 読んでみた 103 - present location
天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。
深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。
出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。
スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。
やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。 芥川賞作家が贈る、至高の恋愛小説。
結婚した相手は、人生最愛の人ですか?ただ愛する人と一緒にいたかった。なぜ別れなければならなかったのか。恋の仕方を忘れた大人に贈る恋愛小説。
っと言うようなあらすじ。
最初はなんだか読みにくかったけど、中盤(蒔野のマネージャーの取ったある行動)からは一気に読み進めました。
最後は「そこで終わるのー!?」って感じだったけど...
恋愛ものがあまり得意ではない自分でもなかなか面白かったです。
ニセコ散歩 ~ ニセコアンヌプリ
6月9日・日曜日 ニセコアンヌプリに行ってきました。
ニセコ方面の山は年に一回ていどは登っているけれどアンヌプリは3年ぶり。
登り始めて十数分、振り返ると...今日はなかなかイイ感じ (^^♪
この分だと山頂から眺めも期待できそう (^^)
何度も登っている山だけど、これだけ天気の良い日に登るのは初めてかも。
昆布岳方面を。
山頂直下から振り返って。
スタートしてのんびり80分、到着も...
また見えない...(-_-)
やはりこの山とは相性が悪い。 晴れ待ちするもダメ。
とは言え、このまま帰るのもなんだかな~ってことで...
今日の戦利品 (^^)v
いくらでも採れるんだけど、採りすぎても下処理が大変なので今日食べる分だけ。
ちなみに、今日はワサビ醤油で美味しくいただきました (^^♪
その後は小樽にワープして...
ニューヨークジャンボで〆ました (^^)v
何度登っても山頂からの景色に恵まれないアンヌプリ。
次登るのは4年後かな。
読んでみた 108
先月は山遊びで忙しく結局2冊しか読めなかったのに、今月は既に4冊ほど購入してしまい、積読本が増え続ける状況は相変わらず。
少しペースアップしていきましょうと言うことで、6月の一冊目はコレをチョイス。
久しぶりの雫井脩介。
東京のベッドタウンに住み、建築デザインの仕事をしている石川一登と校正者の妻・貴
代美。
二人は、高一の息子・規士と中三の娘・雅と共に、家族四人平和に暮らしていた。
規士が高校生になって初めての夏休み。
友人も増え、無断外泊も度々するようになったが、二人は特別な注意を払っていなかっ
た。そんな夏休みが明けた9月のある週末。規士が2日経っても家に帰ってこず、連絡す
る途絶えてしまった。
心配していた矢先、息子の友人が複数人に殺害されたニュースを見て、二人は胸騒ぎ
を覚える。
行方不明は三人。そのうち犯人だと見られる逃走中の少年は二人。息子は犯人なのか、
それとも…。
息子の無実を望む一登と、犯人であっても生きていて欲しいと望む貴代美。
揺れ動く父と母の思い―。
こんな感じのあらすじなんですが...久しぶりに凄い小説を読んだというのが率直な
感想です。
涙腺が緩みました。
もしこの現実が自分の身に起こってしまったら、その時自分はどうするのだろう。どう
することが出来るのだろう...
どんな現実になったとしても、その現実を受け入れることが出来るのだろうか。また、
その覚悟が出来るのだろうか...
コレはなかなかおススメです。
支笏湖日和 樽前山~風不死岳プチ縦走
6月2日・日曜日 今日は東山~北山~風不死岳~西山の順で歩いてきました。
7合目まで車で行けるようになって最初の日曜日。しかも快晴。
早く着かねば駐車場が満車になる...ってことで6時半前に到着したけど既に満車。
とは言え、路肩に駐車出来たので問題はなかったけれど。
相変わらず樽前山人気は凄まじいです (^^;)
6:37 7合目登山口からスタート。
スタートして十数分、お馴染みの景色。
今日は支笏湖ブルーがイイ感じです (^^)
苫小牧方面は雲海。
足元にはコメツガ。今週末あたりはイイ感じになっていそうですね。
7:15 先ずは東山 (^^)/ 5分休憩。
次は932峰へ。
ウコンウツギ。咲いてきましたね。
エゾイソツツジもだいぶ咲いてきました。
932峰直下のイワヒゲ。
ここはまあまあ咲いているけど他の場所はこれからって感じ。
7:53 932峰(北山)に到着 (^^)/
行動食をつまみながら10分休憩。
次は苦手というか嫌いな風不死岳へ。
北尾根、楓沢、お花畑コース、どこから登っても途中で足が攣ってしまう。
昨年までは、いくらちゃんと補給して登ってもダメだったけど、果たして今日は...
気合を入れているところ (^^;)
9:21 無事到着~ \(^o^)/
今日は全く問題なし。しかも過去最速。(^^)v やればできるじゃん!
ココからの支笏湖、相変わらずイイですね~。
って言うか、青すぎる? カメラの設定??? まぁ、いいでしょう (^^;)
っで、山頂には10分ほど。次は戻って西山へ。
ココからはのんびり行きましょう。
ニセピークで。これから向かう西山(溶岩ドームの右側のピーク)をロックオン。
風不死岳からの下山途中、まっくさんとバッタリ!3月の美比内山以来です。
来月は大雪山・黒岳~愛別岳で遊びましょう!
してその後は上高地に集合ということで...(笑笑)
ようやくココまで戻ってきた。
西山(右端のピーク)まで頑張ろう。
溶岩ドームをパチリ。📷
振り返って、さっきまでいた風不死岳(右端のピーク)を。
11:39 西山~ (^^)
ちなみに、ココから見る溶岩ドームが好き。
ではでは、そろそろ下りましょう。
下りましょうと言っても、地味~に登り返さなきゃならないのがね~ (-_-;)
いつものところではコマクサが咲いてました。
もう駆除は出来ないんだろうね。
っと言うことで、今日のところはココまで。
毎年この時期恒例の樽前~風不死プチ縦走。
体力等を確認するため毎年この時期に歩いてるんですが...
今年はなかなか良いかも (^^)v